トルコ旅行記1 (姉たちと合流するまで)

20MAY 
LV BUDAPEST         0750  ALITALIA 527T
AR MIRAN/MALPENSA  0840  0STOP319   


LV MIRAN/MALPENSA  0950  ALITALIA 706T
AR ISTANBUL         1335  0STOP321   


そう書かれた”ELECTRONIC TICKET”をもう一度確認してから
早朝4時すぎにブダペストの家を出た。外はまだ暗い。
車の通りに出て、空港送迎サービスのワゴンを待つ。
3泊4日にしては大きいスーツケース。中身は半分しか入っていない。
帰りにごっそり詰め込むために、大きいほうにしておいたからだ。


3時半に起きてシャワーをした。
家にはドライヤーがないため髪はまだ半乾きで、化粧もしていない。
約束の時間になってもワゴンがこないので不安になってきた。
なす術もなく携帯電話を見つめていると、電話が鳴った。
「どこですか?」
「家の前にいます。●●通りの149です。」
「え?149? 49じゃなくて?」
「はい、149です。」
「わかった」
・・・
1分後に、長い髪を後ろに束ねたおじさん登場。
聞き取りやすい英語で話してくれる。
他に3人の乗客がいたが、
特に私が遅れたことにイライラするでもなく
「ヨー レッゲールト(おはようございます)」と迎えてくれた。
これから旅行をする人たちには見えない。
おそらく空港で働いている人たちなのだろう。


さて、ブダペストの空港から飛行機に乗るのは初めて。
朝7時すぎに出発し、ミラノで乗換えして・・・
目的地イスタンブールに着くのは午後1時半をまわったころ。
あまり寝ていないため体はだるいが、
気持ちが興奮しているので
きっと飛行機の機内では眠れないだろう。
・・・・・
気がついたら寝てた。
そして、ご飯食べて乗り換えてまた寝てたら・・・
ついた。
はやかった。


そして一つ目のドジ。
いくべきホテルがわからない。
ホテルの地図やら連絡先やらプリントアウトしたものを
きっちりと家のテーブルの上においてきた。
ぼんやりとした名前しか覚えてない。
ホテルの送迎バスも来ていない。


3分くらいボーっとしてみた。
とりあえずお金を換金して、携帯電話をみつめる。
幸い電話番号履歴にホテルの番号が残っていたので
タクシーで行くことに。
運転手さんがホテル側と話しながら出発した。
さあ、イスタンブールの町にでるぞ。