7
スペイン人は「恋愛の自然消滅」を救えるか!? ・・・つづき
ナナとの恋愛に「自然消滅」の危険を感じた高野さんは
なんとか彼女をつなぎとめておきたい!と頭をひねった。
なにか二人で一緒に取り組めること・・・あ、そうだ!
スペイン語なんてどうだろう?
高野さんにとっては、南米のアマゾン行きに役立つ。
さらに彼女にとっては、
「英語」ではなく「スペイン語」というところが
おしゃれ心をくすぐってジャストミートした様子。
私の狙いはずばり的中し、
ナナは「え、スペイン語?やりたい!」とひっかかった。
さらにナナとパロマ(スペイン語の先生、女性)は
互いに性格が明るく社交的なのですぐに仲良くなった。
パロマも私と同様、視野の広い「素敵な国際人」なので、
うまくナナを誘導してくれそうである。
ここまでは計画は順調であった。
〜[高野シリーズ]8 へ続く〜