自分の実力

今までできていたことが
新しい場所では上手くできない。
そんなとき、思わず
「あれ?こんなハズじゃないのに・・・」
と言ってしまいたくなります。
私は本当はこんなもんじゃないんだ。という叫び。


しかし悲しいかな、
やっぱり私はここでは「これぐらい」の仕事しかできない人に
なっているわけです。
それはそれで、現実として受け入れなくてはならない。


韓国の●ニャン大学では、
忙しいながらも充実した毎日を過ごしてきました。
大変なことも多かったけれど、得るものも多かった。
とにかく満足のいく2年間だったのです。


さてここ、ハンガリー
いろんなことが韓国とは違う。
改めて自分の小ささを思い知らされつつも、
何をどうやって切り抜けたらいいかわからずぼんやりする始末。
『おっかしいな〜。』と思うばかりで
半年ほどが過ぎていってしまいました。あー 


そんな今日このごろ、ちょうど同じ時期に
●ニャン大学の元同僚2人(先輩、同期)からメールが届きました。
同期  「コニャンのときは何だかんだでみんなに支えてもらっていたのですね。」
先輩 「昔は●ニャンも、そんな所じゃなかったんだよ。」


なるほど!目からウロコでした。


あんなにワイワイ楽しかった●ニャンは、
同期が5人もいたという環境であり、
さらにさらに!その前に
先輩たちが少しずつ作り上げた環境であったわけだ。


その先輩は続けて、
アメリカの閉鎖的な片田舎が
5年後に別の町のように感じられた話をしてくれました。
「毎年毎年日本人がしたちょっとした努力が
 人の意識を少しずつ変えていったんだな〜と感動した。
 だからね、今は見えなくても先生の笑顔やがんばりが、
 色んなところに種をまいてると思うよ。」


もうPC前に正座して、
「ありがとうございまっす」と頭を下げました。
自分はまだまだ未熟な教師ですが
(すぐ目の前の利益をとってしまうタイプ)
これからはもっと広い視点をもって
じっくりやっていこうと思います。


ありがとうございまっす!