日本語学科生が48名+教養の学生が2名

総勢50名の会話テストを行いました。
あ〜、大変だった。
会話テストは、教師の研修室で行う1対1の面接テスト。
学生達はかなりピリピリ緊張してくるのでこちらも緊張するし、
採点ミスをしちゃいけないからものすごく集中する。
(ずっと話し続けないといけないので、声もだんだんかれてくる。)


9:30〜  一人目の学生が研究室に入ってきます。
「おはようございます。テスト勉強しましたか〜?」
・・・・・
そこから途切れることなく、まずは13時すぎまで会話テスト。
20分の休みを入れておいたので
その間にトイレに行って、昼ごはんを買いに走ります。
さて!とパンをかじった瞬間、
「先生、質問〜」と学生がやってくる。
「おう!おう〜!」(タイミングが悪いだけで、この学生が悪いわけじゃない。)
そう言い聞かせて、グッとこらえる。
・・・・・
13:30〜 テスト再開。
教養の学生のテストをしているときに
とっても大きな音で「ぐぅ〜」とお腹がなってしまった。
「ご、ごめん。ごめん。気にしないでねー」とテストを続けたのですが
この後、感動的な出来事が! 
その学生がテストを終えて、15分後。再び研究室を訪ねてきて
「先生、これどうぞ。」と
飲み物やヨーグルトの差し入れを持ってきてくれた。
きゃーーー、うれしいーーー。ありがとう!!!


15時ごろ。トイレ行きたい。ごはん食べたい。のども疲れてきた。
次の1人で休むか。と思いながら、「次の方どうぞ〜」とドアを開けると
5人くらいがイライラとドアの前でたむろしている。
「先生〜 バスの時間に間に合わないよ〜」とのこと。
あれ?スケジュールを確認してみると15分ほど押している。
・・・これはえらいこっちゃ!と、そこからグングンとスピードアップ。


学生にしてみれば初めて研究室に入って会話テストをするんですが
こちらは38人目だったりするので、
ついついスラスラ〜っと質問とか流してしまって
「え、え、先生もっとゆっくり。」と止められる。
ごめん、ごめん。^^;


17時前にようやく会話テストが終了〜。
ふいーー、お疲れさまでした!!
トイレには行ったけど、なんだか食欲はどっかにいってしまいました。
腰に力がはいらない・・・ 


今日は○ニャン大病院で夜クラスがあったので、17時半のバスに乗り
(バスの中ではライアン先生の英会話レッスンを楽しんでいます。^^)
18:30〜20:30  病院の授業
いつもよりヘロヘロなときに限って、
すごく順調に授業がすすんでいったりする
のが本当に不思議。
(帰りの車では、学生さんと韓国語で話す韓国語レッスン。)
買い物して家に帰ったら22時頃でした。


「はー、大変だった!」
と、テストの一日をダイジェストでお送りしましたが、
こんなふうに御飯を食べたりトイレに行けないくらい時間に追われる日は、
1学期にほんとに数日だけ。
きっと、「そんなに大変かなぁ?」って感じている社会人の方も
多いのではないかと思います。
何年か前に姉が、トイレに行く暇もないくらい忙しくて
体調を崩していたんですが
・・・世間ではこういう日々が毎日のように続いているのかと思うと
ゾッとしました。


だって、こっちはちょっとスケジュールが遅れても
「先生!バスの時間が!ブーブー」と
学生に怒られるくらいですが(それもダメだけど)
会社なら、それで契約がダメになったり、
大きなお金が動いたりするんですよね。
それに、自分の上司や相手の会社の人に
本気で怒られることもあるだろうし。
あああ、そう思うと
両親、お姉ちゃんってすごい。
と改めて感じました。


みんな、最近無理してないかな・・・。大丈夫?