韓国で感じたこと

私は【韓国人の友達ができた】→【韓国が好きになった】という経験をしています。
だから、同じように韓国の人も【日本人の友達ができる】→【日本が好きになる】のではないか、と単純なことを考えていました。
(※だから私はひとりでも多くの友達を作りたい!その人に日本のことを知ってもらいたいし、
  できるなら日本を好きになってもらいたい。互いにそうなれたら幸せだー、と考えてきました。)

だけど!そんなに単純ではないんだなぁ〜と思う今日この頃。

友人として知り合った韓国人に、
「角田とは一緒にいて楽しい」と言ってもらえることがある。私もそう思うしうれしい。
でも同時にその人が「日本人のことはあまり好きじゃない。」と思っていることを感じるのです。
それも、一人や二人の話ではなくて・・・何度も何度も感じました。

日本にいるときは、ニュースで「韓国で反日感情が高まり・・・」というのを聞くと
「どうして韓国の人は今でもそんなにも日本を嫌うのか・・・」と不思議に思ったものですが
こちらにきて実際に体験してみると、小さいときからの環境・教育が大きく関係しているのではないか、と思います。
(あまり書くと誤解されそうですが・・・、さらっと読み流してください)
祖父・祖母から父・母、そして教育現場(国からの思想)というものは絶対に自分の人格形成にかかわるものです。
だから、大人になってから、「そうじゃない」と頭ではわかっているんだけど、
やっぱり韓国人として育ってきて体中(頭中)に染み付いたものは消せないのじゃないか、と。

だから、日本のドラマや芸能文化、アニメが好きで日本語を勉強している学生でさえ
日本(日本人)の悪口を言っていたりするんですが、(そういうのを耳にすると、本当に心が痛むけれど)
それって矛盾してるんじゃない?!と一概には言えないなぁ、と。
こちらに来てから、いろいろと考えさせられます。