カメラすられた・・・

3月2日、ハンガリーの東駅でカメラをすられました!
2人組みの犯行に見事にコロッと引っかかりました。


朝9時10分ウィーン行きの列車の中で朝ごはんを食べていました。
6人がけの個室に一人で座っていたところ
電車が東駅を出る直前に外から窓ガラスをドンドン!!と叩く人がいます。
なんだろう?と思って外を見ると
腕時計を指さしながら、一人の男の人(犯人の1人)が
一生懸命なにかを私に向かって叫んでいます。
「時間を教えてくれってことかな?」と思い、
私は自分の腕時計を相手に見せたりしていました。


その隙に!
客を装って個室に入ってきたもう一人の犯人が
私のかばんをサッと盗んでいったのです!!


それなのに私ったらあまりにも抜けていて
「今の人、なんやったんやろうなぁ〜」と思いながら
かばんを盗まれたことにも気がつかずに
そのまま朝ごはんを食べていました。


あれ?と思ったのはその30秒後。
列車が動き出したと同時に
私の車両の入り口辺りでザワザワ騒いでいる人がいます。
4〜5人の乗客(旅行者たぶんスペインの人)が
車掌さんらしき人に
「列車が出発する直前、あやしい男がこの(ピンクの)かばんをポイッと
 この車両に置いていった。」
と訴えかけているのでした。


廊下にでてそのカバンを見た瞬間
「やられた!!!!」と思いました。
私のカバンが車両の端っこにポロンと転がっていました。
「そ、それ私のカバンです!」と言ったとたん
胸がドキドキドキッとしました。


スペイン人のグループの一人が
「カバンの中、確認してごらん。何か取られていない?」
と親切にいってくれました。
手をプルプルと震わせながらかばんの中を見てみると
中は物色された後があるものの、何もなくなっていないようでした。


「大丈夫。何もなくなっていない!」
財布などは大きいほうのバッグに、
携帯はコートの中に入っていました。
「いやー、よかった。よかった。」
とその場にいた人たちは各自の席に戻っていきました。


ホッとしながら私も部屋に戻ったのですが
もう一度落ち着いてひとつずつ見てみると
カメラがない・・・
あーあ


残念だったけど、しょうがない。
カメラだけでよかった〜と思いました。
でもでもでも!!「ハンガリーで物を取られた」という
精神的ショックはかなり大きいのです。


自分の住んでいる町だから大丈夫だと変な自信があったけれど・・・
それでもやっぱりこういうことってあるんですね。
これから、気をつけようと思います。


同じ日に近隣の国でも知り合い2人が盗難にあっています。
みなさんも気をつけてくださいね!!